Motoyuki's Resilience Life

レジリエンスな生き方を高めるべくIT・教育・仮想通貨など興味に対する考えを綴るブログ

読むだけの読書は勿体無い!感想を共有することで得られる「新しい学び」

いきなりですが、みなさんはどんな読書をしますか?
「いやいや、読書って本を読むこと以外何するの!?」と総ツッコミでしょうか。

個人的に、今年はこれまでの読書とは違った読書をする1年でした。

これまでの自分の読書は読んで終わりです。
それが今年は、読んで終わりでなく感想や考えを他人と共有する機会ができました。

その一環として、先日、2017年のBEST BOOKを共有しようという読書会があり、
自分も参加してきました。どんな本が紹介されたか整理しておきます。
※いつもより、少しだけボリューム多いです。

f:id:motossk:20171231132856j:plain

人間関係で時間と精神を浪費するのは人生の無駄

まず最初に紹介されたのは、「頭に来てもアホとは戦うな!」です。
この本の紹介を聞き、印象に残った点を3点挙げると以下の内容です。

  1. 仕事や人間関係でのストレスに悩むのは時間の無駄
  2. 真正面からぶつかることや相手を避けることは有効な解決手段とは言い難い
  3. 苦手な相手ほど徹底的に利用してやるくらいのつもりで

ビジネスマンの処世術をまとめた一冊だと思います。

紹介なさっていた方は仕事上の人間関係で葛藤していたところ偶然見つけたそうです。
これまでは自分の中でうまくストレスを消化していけば良いかと考え、
実際に取り組んでみたそうですが、ふとある時「これは何も解決していない」と。

ふむ、確かに。相手と一緒に取り組んでいる仕事なので尚更モヤモヤします。
相手にも課題を認識してもらったり、伝えることでやっと解決できることもあります。

早速年明けから実践してみるということでしたので、追って話を聞いてみます。

用意された選択肢から選択するのは依存?利用?

次に紹介されたのは、「ロボットの人類学」です。
この本の紹介を聞き、印象に残った点を3点挙げると以下の内容です。

  1. 人間はロボットをどのように認識し、どう付き合ってきたのか
  2. 欧米の人は自分で選択できないことに恐怖を感じている
  3. 機械人間と日本人との密やかな関係

興味深いのはロボット学ではなく、ロボットの人類学です。
ロボット(機械、機械人間)と日本人との関係を人類学の視点から考察した一冊です。

紹介なさっていた方は直接ロボットに関係する仕事をしている方ではないですが、
最近のAIの話題などを踏まえ、教養としてこの一冊を手に取ったそうです。

話の中で印象的だったのは、選択することに対する心構えです。

日本人は「誰がやってる」、「なんかいいらしい」という第三者の意見を基に、
自分がどうするかを選択する傾向が強いですよね。
一方で欧米の方は自分がどうするかを選択する際、たとえ誰かに紹介されたとしても、
自分で調べたり、なぜ紹介するのか?という理由を探ったりと、
自分で選択しない(できない)ことに対して恐怖すら感じるそうです。

AIにより選択肢を提示されることはこれまで以上に簡単で、素早くなるでしょう。
その時、提示された選択肢を選ぶ自分はいるのか?選ばされていないのか?
AIが提供した選択肢から選ぶことは自分にとってAIを利用なのか?AIに依存なのか?

答えを出すに必死で意味を見出せていない

最後に紹介されたのは、「たった一つを変えるだけ」です。
この本の紹介を聞き、印象に残った点を3点挙げると以下の内容です。

  1. 答えを出すことに必死になっていないか
  2. 自分の常識の中で物事をイメージしていないか
  3. 問いを立てるのはある程度の基礎的な知識が必要になる

なぜ質問することが大事なのか?をテーマにした一冊です。

紹介なさっていた方は仕事でファシリテーターをしているということもあり、
教育やコミュニケーションに関する書籍を幅広く読んでいるそうです。

例えば、セミナーや説明会などで最後に「何か質問ある方いらっしゃいますか?」と
全体に投げかけられますよね。シーンとなることが多いかもしれません。
なかには、質問をすることが難しいという方もいらっしゃるかもしれません。

読書会では、質問できない一因に学校教育があるのではという話になりました。
学校教育では答えを得る方法を学ぶことが大半です。
答えを出すことに必死になり、問いを立てる機会が失われているのではないかと。

子供の頃はいろんな事に「なぜ?」と感じていたのに、学校に通い、
大人になるに連れ、知ってる事が増えると知らず知らず常識を疑いにくくなる。

  • 自分の常識はどのように作られたのか?
  • なぜそのような常識を持ったのか?
  • そもそも常識ってなんなのか?

ほんのちょっとした事でも疑問に感じ、問いを立てることは自分で調べる事に繋がり、
調べることで意味を見出せるかもしれない。何より自分で調べたことって忘れにくい。

答えを出す事に必死になり、意味を見出すことを疎かにしていませんか?

まとめ

自分が読んで感じたことや気になった事を周りと共有するって、
少し恥ずかしいという気持ちになるかもしれません。

  • 読んだ事をうまく言葉にできるかな?
  • そんなことしか感じなかったの?とか思われないかな?

とか考えてしまって萎縮してしまうかもしれません。自分もそういう気持ちあります。
ただ、良い意味で開き直りも必要だと思います。

  • うまく言えないけど、すごい役に立った
  • あまり理解できてないかもしれないけど、この本知ってほしい

そういう気持ちの方が何より大事だと思っています。
他の人と自分の気持ちを共有することで、他人が言語化してくれたり、
一緒に理解していくことができると思います。

今の読書に物足りなさを感じている人や、読書がなかなか習慣化しない人など、
読むだけでなく感想を他人と共有することも視野に読書してみてはいかがでしょうか

ちなみに私が紹介したのは、「世界の終わりの歩き方」。
また別の機会にブログでご紹介します。