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Motoyuki's Resilience Life

レジリエンスを高めるためにIT・介護・人材育成などジャンル問わず考えを綴る佐々木基之のブログ

働きやすい環境があれば、働きたいと志望する人は増えるのか

介護・福祉 教育・人材育成 仕事・ビジネス

先日放送されたガイアの夜明けで特集されていた、

"子育てママ"を救うと…ニッポンが変わる!

ですが、取材されていた病院が地元の大学病院ということもあって録画して何度か見ました。

特集の中では、「女性看護師が働きやすい病院」であると紹介されていました。具体的には「24時間保育」「病児保育」「夕食弁当の用意」が提供されており、子育て中の看護師が仕事と子育てを両立できる仕組みが整っていました。

病院長の方のインタビューも放送されていたのですが、そこで印象に残った言葉が、

働きやすい環境を作ることが目的です。働きやすい環境があれば、働きたいと志望する人も増えると思っています。

でした。実際に、鳥取県にある大学病院ですが、東京・大阪・福岡など数多くの県外出身者が就職してきているそうです。

 

働きやすい環境とは、誰にとってのなのか?

では、病院長の言葉にあった「働きやすい環境」について考えてみます。

働きやすい環境とは誰にとっての働きやすい環境なのでしょうか?

現職者?求職者?・・・個人的には現職者にとってだと思っています。

働きやすい環境というのは、漠然と用意されているものでなく何かしらの目的が存在するはずです。ガイアの夜明けの例では「看護師が仕事と子育てを両立する」が目的ですね。

大体が新しい取り組みを始めるということは、何かしらを改善するということがほとんどだと思います。多くの場合、現状の改善なのかなと思います。

今回のケースの場合、現状というのは現職者を指すのではないかと思いました。

 

現職者にとっての働きやすい環境はどう創るのか?

ここでは現職者にとっての働きやすい環境として話を進めます。

働きやすい環境を創るためには、働いている人を知る必要があると思います。

何に不満があるのか?何を望んでいるのか?など。

今回のケースの場合で考えてみます。(数値は番組で取り上げられていた値です。)

現在日本において看護師免許を取得している人は約225万人だそうです。

ただ、225万人のうち、約72万人は未就業だそうです。未就業の中には元々看護師として働いていたが離職したという方も含みます。

では離職した理由は?を見ると、出産・子育てが半分以上だそうです。

つまり、データ上では「子育て・出産」に対して何かしらの対策があれば離職を抑えることができるということになります。

働き続けたい、キャリアアップしたいと思っていても出産や子育てにより仕事を続けることを断念せざる得ない。これが現場の声であり、現状で、働いている人を知るということだと思います。

あとはコストと効果のバランスがあると思いますが、ある程度の効果測定は予測しつつ施策を打っていくことになるんだと思います。

個人的には働きやすい環境のスタート地点は現場にあると思っています。

 

結果的に、働きやすい環境は志望する人を増やすのか?

働きやすい環境があれば、働きたいと志望する人が増えるのか?と考えれば、自分は増えると思います。ただ、働きやすい環境をどれだけ多くの人に認知してもらうか?が大事だと思いますが。

上記の記事を読んで驚いたのですが、介護業界に新卒面接を受けに来た学生に以下のような学生がいたそうです。(以下、引用)

面接時に何の躊躇もなく「希望する業界の会社が全滅したので、今は介護業界を回っています」という発言をした学生もいた

先に埋め込まれたイメージを覆すのはなかなか難しいことです。

  • 働きやすい環境があっても田舎になるのか・・・
  • 働きやすい環境なのはわかってるけど、給料が安いのか・・・

など、先に自分の中に造られた固定概念を壊すことはかなりしんどいし、難しいです。

人が行動を起こすためには、関心 > 興味 > 共感 > 共鳴 のステップが重要です。

共感したり、共鳴をするためには、「あ~わかるわかる」という感情が必要のように思いますし、その感情を創るには現職者の本音の部分が必要だと思います。

共通の趣味がある人通しが仲良くなりやすいのも、共鳴 のステップを踏むからだと思います。

 

今回は看護師という職業で見ていきました。

最後に紹介した記事にあるように、今は介護士も同様に考えていく必要があると思います。

介護士が働きやすい環境。。。それを考えるにはもっともっと現状を知る必要があります。

介護については次の機会に考えてみます。

 

働きやすい環境。これは働くすべての人にとって考えるべき課題ですね。

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